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キャクストン版第21巻第13章

エクター・ド・マリス卿は,兄であるラーンスロット卿が亡くなったことを知り,ひどく嘆き悲しんだ。

その後,エクター・ド・マリス卿やカンタベリー司教だった隠者たちは,グラストンベリーの庵へ行き,1ヶ月以上ともに暮らした。

それから,カドー卿の息子のコンスタンティン卿がイングランドの王に選ばれた。

ほどなくして,コンスタンティン王は,カンタベリー司教だった隠者の噂を聞きつけ,彼を元の司教職に復帰させた。

ベディヴィア卿は隠者として,死ぬまでグラストンベリーの庵に留まった。

コンスタンティン王は自分の手元に置いておきたがったが,ボース・ド・ゲイネス卿,エクター・ド・マリス卿,ガハランティン卿,ガリハッド卿,ガリホディン卿,ブラモー卿,ブレオベリス卿,勇者ヴィラーズ卿,クリアモウントのクララス卿は全員,自分の領地へ戻り,そこで聖職者となって余生を過ごした。

*イギリスの本によれば,ボース・ド・ゲイネス卿たちは,ラーンスロット卿が亡くなった後も,イングランドを離れなかったという。
*フランスの権威ある本によれば,ボース卿,エクター卿,ブラモー卿,ブレオベリス卿の4人の騎士は,その後,イエス・キリストが誕生し亡くなったという聖地へ行き,自分の領地の秩序を確立するとすぐに,ラーンスロット卿が死ぬ前に命じておいたように,その地で異教徒であるトルコ人と戦い,聖金曜日に死んだとのことである。
*これでキャクストン版のアーサー王物語は終わる。

参考資料:「アーサー王物語Ⅴ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/06/27(月) 20:53:33|
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