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キャクストン版第17巻第14章

ある月曜日,ラーンスロット卿とガラハッド卿の乗る船は,森の外れの十字架の前に漂ってきた。

そこには白ずくめの騎士が立派な馬にまたがっており,その右手には白い馬を引いていた。

その騎士は,ガラハッド卿に対し,船を降りて馬に乗り,聖杯探求の旅に運命のなすまま進んでいくように言った。

ガラハッド卿は,ラーンスロット卿と別れ,馬に乗って森の中へ進んでいった。

ラーンスロット卿は,その後も1ヶ月以上,船に乗り続けた。

ある夜,ラーンスロット卿は,裏門が海に開かれ,入り口に二頭のライオンがいる城の裏手に着いた。

その時,船を降りて城に入れという声が聞こえたので,ラーンスロット卿は,城の裏門に向かった。

ラーンスロット卿は,ライオンが見えたので,剣を引き抜いた。

すると,小人が現れてラーンスロット卿の腕を強く打ったので,ラーンスロット卿の剣が落ちた。

小人は,ラーンスロット卿に対し,造物主を信じよと諭した。

ラーンスロット卿は,剣を拾って鞘に収め,額に十字を切ってライオンの側を通ったが,ライオンは何もしなかった。

ラーンスロット卿は,城の中に入り,間もなく一つの部屋を見つけたが,その扉は開かなかった。

*ガラハッド卿とラーンスロット卿の親子の時間の終わり。

参考資料:「アーサー王物語Ⅳ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/03/24(木) 20:39:30|
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