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一人の従者が近付いてきて何者かと尋ねてきたので,ガラハッド卿たちはアーサー王の宮廷の者だと答えた。
すると,十人の武装した騎士がやって来て襲いかかってきた。
ガラハッド卿たち3人の騎士は,彼らの馬を奪い,城の中まで追っていって,たくさんの敵を殺した。
ガラハッド卿たち3人の騎士は,大きな罪の意識にかられた。
すると,ある部屋から聖職者が現れた。
聖職者は次のように語って,ガラハッド卿たちの殺人行為を正当化した。
この城にはハーノックスという領主がいて,武芸に優れた三人の息子と美しい娘がいた。
三人の息子は,妹が嫌がるのに,一緒に寝てしまった。
妹は父である領主ハーノックスに訴えたが,三人の息子は妹を殺し,父親である領主ハーノックスも牢屋に入れて死ぬほどの傷を負わせた。
従兄弟が駆けつけ,領主ハーノックスを助け出したが,三人の兄弟は,修道士や司祭を殺し,礼拝堂も壊した。
ちょうど今日,領主ハーノックスが懺悔をしたいということで,聖職者を呼んだ。
しかし,聖職者は三人の兄弟から辱めを受けた。
だから主は,ガラハッド卿たちの行為を不愉快に思っていない。
ガラハッド卿,パーシヴァル・ド・ゲール卿,ボース卿の3人は,領主ハーノックスを牢から助け出した。
*なんだかとても都合の良い解釈に思えるが………
*三人の兄弟がガラハッド卿たちに殺されたのかどうかは,明確な記述が無いので不明。
参考資料:「アーサー王物語Ⅳ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学
- 2011/03/18(金) 20:01:28|
- 物語のあらすじ
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