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キャクストン版第17巻第7章

ソロモン王は,少数の家来とその船の前で寝た。

すると,大勢の天使の群れがやって来て,船全体に聖水をふりかけ,剣の柄頭や船縁に文字を書き込んだ。

ソロモン王は,これを見て,船から後ずさりした。

船は海に出て,すぐにソロモン王から見えなくなってしまった。

すると,また声がして,ソロモン王の血族の最後の騎士が,この寝台で休むことになると言った。

パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉の話は終わった。

パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉は,金糸で織られた剣帯を持っていた。

その剣帯は,パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉が自分の髪の毛で作ったものだった。

パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉は,剣の名前は「不思議な剣帯の剣」,鞘の名前は「血を動かすもの」と言うと語った。

ガラハッド卿は,剣を握り,腰回りに剣帯をつけた。

それから皆はもとの船に戻り,翌朝にはスコットランドの国境にあるカートロイズと呼ばれる城に辿り着いた。

ガラハッド卿たち一行がその城門を横切った時,パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉は,もし城の兵士たちが,自分たちがアーサー王の宮廷の者だと知ったら,きっと攻撃をしかけてくると忠告した。

*命の木で作られた鞘を見ると,体に血が流れている者なら必ずその下で殺された者(アベル)を思い出すので,「血を動かすもの」とい名前がついたらしい。
*でも鞘は蛇皮製で,命の木で作られたのは三色の錘(つむ)ではなかったか?
*久しぶりに地上に戻った。

参考資料:「アーサー王物語Ⅳ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/03/17(木) 20:59:57|
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