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キャクストン版第17巻第5章

パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉の話は続く。

ガラハッド卿の祖父のペレス王も,ある日,この船を見つけて中に入った。

ペレス王が剣を抜くと,槍が飛んできて両足に刺さり,以後傷が治ることがなかった。

それが為に,ペレス王は不具王となった。

ペレス王の傷は,ガラハッド卿たちが王のところへ行くまで治らない。

ガラハッド卿たちは,寝台をもっとよく見たいと思い,寝台に近付いた。

すると,頭の上に剣が二本下がっており,白・緑・赤の三色の錘(つむ)があった。

パーシヴァル・ド・ゲール卿の姉は,その錘(つむ)の伝説を語り出した。

アダムとイブはエデンの園を追われたが,ある時,イブは果物を集めにエデンの園へやって来た。

イブがリンゴがなっている枝を取ると,その枝が新鮮で緑なのを認め,それが原因で起きた悲しい出来事を思い出した。

イブは,その枝を保っておこうと考えたが,それを入れておく箱が無かったので,地面の中に差し込んだ。

すると,その枝はすぐに成長して大きな木となったが,枝も葉も全て雪のように白かった。

それは,処女が植えたことの証だった。

その後,主はアダムに対し,自然の欲求に従って,肉体的に妻を知るように命じた。

アダムがリンゴの木の下で妻と横になると,それまで白かった木が,草のように緑に変わった。

そうしてアベルが宿った。

それから幾年月も経った後,この木の下でカインがアベルを殺した。

その時,木は緑から赤に変わった。それは血の印だった。

その木は,ダビデ王の子ソロモンが国を治めるころまで成長し続けた。

ソロモン王は賢かったが,王妃は悪妻だったので,この世には優しい婦人などいないと思って,婦人達を軽蔑していた。

しかし,ある時,ソロモン王の家系から,素晴らしい婦人が現れるという声がした。

ソロモン王は,聖書が聖処女マリアの出現を教えてくれたので,それは自分の一族の出身なのか,その声に問うた。

その声は,ソロモン王の問いに対しては「否」と否定したが,ソロモン王の血縁の果てに,義兄弟たるヨシュア公のように優れた騎士になると言った。

*錘(つむ)とは糸巻きの道具らしい。
*外部リンク:goo辞書>国語辞書「つむ【×錘/紡=錘】」のページ
*私は聖書を読んだことがないので,錘(つむ)の話はよく解らない。漫画版の聖書もあるようなので,そのうち読んでみたいと思う。
*錘(つむ)の話はもう少し続く。
*ペレス王が不具王になったのは,ベイリンの「危難の一撃」のせいだったのでは?

参考資料:「アーサー王物語Ⅳ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/03/15(火) 20:55:54|
  2. 物語のあらすじ
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