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キャクストン版第14巻第7章

パーシヴァル・ド・ゲール卿の夢の話は続く。

今度は蛇に乗った年老いた婦人が進み出て,昨日蛇が餌(子ライオン)をつかまえた時に,パーシヴァル・ド・ゲール卿が蛇を殺したことを非難した。

蛇に乗った婦人は,償いとして,自分に使える男性になるよう要求したが,パーシヴァル・ド・ゲール卿は断った。

翌朝,パーシヴァル・ド・ゲール卿が海を見ると,内外が白い絹で覆われた船が向かってくるのが見えた。

その船の舵のところには,白い法衣を着た僧侶のような老人が立っていた。

白い法衣を着た老人は,自分のことを異国の者であり,パーシヴァル・ド・ゲール卿を励ますためにやって来たと言った。

パーシヴァル・ド・ゲール卿は,昨夜見た夢のことを老人に聞いた。

老人は,ライオンに乗った婦人は教会の掟を示し,蛇に乗った婦人は古い掟を示す,蛇は悪魔を象徴していると語った。

老人がパーシヴァル・ド・ゲール卿に去るよう命じたので,彼が船縁越しに飛び降りると,船はいずくともなく去って行った。

*キリスト教が伝搬する前に,その地域で信仰されていたものが「古い掟」で,その信仰の対象を悪魔とみなすという構造は歴史的にも正しいと解されるのだが,そういう認識が当時にもあったということが推測される記述で興味深い。このころには,キリスト教が土着の信仰を悪とみなしてきたことが既に理解されていたのだろうか(その善し悪しは別として)。

参考資料:「アーサー王物語Ⅳ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/02/12(土) 20:37:28|
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