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キャクストン版第10巻第41章

サールース国での馬上槍試合初日は,バグデマグス王陣営と北ウェールズ王陣営の戦いだった。

バグデマグス王は,自分の息子であるメリアガーント卿がラーンスロット卿と戦わないように画策した。

この日の試合では,変装したラーンスロット卿が活躍した。

試合終了後,一人の乙女がやってきて,自分の所有地を横領しているゴネリーズ卿という騎士がいると訴えた。

ゴネリーズ卿は,ちょうどそこにいたので,その乙女に対し,挑戦する手袋を投げた。

乙女は,その手袋を拾って挑戦を受けたが,自分に代わって戦ってくれる騎士がいないことを悲しんだ。

その時,一人の小姓が,乙女に対し,すぐ近くにいる「吠える怪獣」を追っている騎士に頼めば良いとアドバイスした。

その乙女は,すぐにその騎士(パロミデス卿)に頼みに行き,パロミデス卿は快諾した。

かくして,パロミデス卿はゴネリーズ卿と戦い,勝利して首を刎ねた。

乙女はパロミデス卿を恋人として愛した。

パロミデス卿は,ホート王子ガラホート卿に対し,馬上槍試合に参加する許可を願い出て,許可された。

ホート王子ガラホート卿は,もしパロミデス卿を打ち落とせば,どんな騎士でも乙女を自分のものにできると公言した。

*メリアガーント卿はグィネヴィア王妃を愛しているのでラーンスロット卿を憎んでいる。
*バグデマグス王がメリアガーント卿を試合場から退出させようとしたのは,親心(息子でメリアガーント卿がラーンスロット卿と戦っても敵わないし,間違って死にでもしたら悲しい)からだろう。

参考資料:「アーサー王物語Ⅲ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/10/16(土) 22:36:43|
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