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キャクストン版第1巻第21章

ウルフィアス卿は,イグレイン王妃に対し,彼女がもっと前に,アーサー王がユーサー・ペンドラゴン王と自分との間に産まれた子であることを皆の前で発表していれば,北軍との戦争は避けられたはずだとして告訴した。

しかし,イグレイン王妃は,産まれた子(アーサー王)はすぐにマーリンに渡してしまったので名前も顔も知らなかったのだと弁明。

ウルフィアス卿は,罪深いのはマーリンだと納得した。

マーリンとエクター卿(アーサー王の育ての親)は,アーサー王がユーサー・ペンドラゴン王とイグレイン王妃との間の子であることを証明し,喜びの宴が8日間続いた。

そんなある日,騎士ミレスの従者が,主人(ミレス)が泉のそばに天幕を張っている騎士に殺されたので,仇をとって欲しいと宮廷にやってくる。

また,騎士従者のグリフレットがやってきて,これまでの忠勤の褒美として騎士の称号が欲しいと願い出た。

*ウルフィアス卿は,アーサー王の出自を知る数少ない人物の一人なので,自分のことを棚に上げてイグレイン王妃を告訴したことに違和感を感じざるを得ない。式部長官として,諸侯を納得させる為に一芝居打ったと邪推することもできる。ていうか,著者のマロリーが,読者からの突っ込みを恐れて,あえてこのようなエピソードを挿入したと考えるのが妥当か。
*ここで登場するグリフレットは「騎士従者」となっている。北軍との戦いでも「グリフレット・ル・フィス・ド・デュ」という人物が登場する(しかも,アーサー王側の戦力として結構活躍している)。「中世騎士物語」(須田武郎著,新紀元社,1997,189頁)によれば,騎士従者も従騎士(盾持ち)として,しかも馬に乗って戦争に出ることがあるらしいので,両者が同一人物かどうかという謎が残る。「ル・フィス・ド・デュ」の意味が解れば,もう少しなんとかなるかもしれないが………


参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)
参考資料:「中世騎士物語」(須田武郎著,新紀元社)


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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/11/06(金) 01:06:09|
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