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キャクストン版第1巻第2章

マーリンは褒美としてユーサー・ペンドラゴン王とイグレインとの子を自分に渡すことを申し入れ,ユーサー・ペンドラゴン王はそれを了承する。

マーリンは魔法でユーサー・ペンドラゴン王をティンタージェル公の姿に変身させた。ユーサー・ペンドラゴン王はティンタージェル城でイグレインとの同衾に成功。

その3時間以上前にティンタージェル公は戦死していた。ユーサー・ペンドラゴン王とイグレインは和解し,結婚することになった。

イグレインとティンタージェル公との間には,マーゴース,エレーン,モルガン・ル・フェの3人の娘がいたが,ユーサー・ペンドラゴン王の提案で,マーゴースはロット王の妻に,エレーンはネントレス王の妻になった。モルガン・ル・フェは修道院に入れられて,そこで魔術を学び,後にユーリエンス王の妻となった。


*ちなみに,マーゴースとロット王との間には,ガーウェイン卿,ガヘリス卿,アグラヴェイン卿,ガレス卿という4人の子どもが生まれる。また,モルガン・ル・フェとユーリエンス王との間にはユーウェイン卿が生まれる。いずれの騎士も後の物語で重要な役割を担うことになる。また,恐ろしいことに,後にアーサー王はマーゴースとの間で子を作り,その子が王国を滅ぼすモードレッド卿である。

イグレインはどういう思いでユーサー・ペンドラゴン王の軍門に下ったのかとか,3人の娘たちはどう思っていたのかとか,女性たちのことを色々想像する余地がある。その時代では普通のことだったのだろうか。モルガン・ル・フェは実はファザコンで,だから復讐の為に後にアーサー王を殺害しようとしたとか色々考えられそうだ。



参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/10/13(火) 00:22:37|
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