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本名はブルーノー・ル・ノワール。
ディナダン卿の弟。
父の形見として,金の布地でできた立派なコートを着ていたが,きっちりと体に合わず不恰好だった。
そこで,ケイ卿に「不恰好にコートを着た男」という意味で「ラ・コート・マル・タイユ卿」と名付けられる。
乙女マルディサントに付いて冒険に出る(この世で最も難しいといわれていた黒き楯の冒険,黒き楯は一度ブルーンズ・サン・ピティ卿が奪い,トリストラム卿が取り戻した)。
その冒険の途中でペンドラゴン城(城主ブライアン・ド・レ・アイルズ)に捕らわれの身となったが,ラーンスロット卿によって解放される。
ラーンスロット卿からペンドラゴン城をもらい,円卓の騎士となった。
後に乙女マルディサント(ボーヴィヴァンと婦人)と結婚し,父の仇もとったらしい。
危険の城での馬上槍試合にはアーサー王側として参加した。
ロネゼップ城での馬上槍試合にもアーサー王の敵側として参加していた可能性がある。
ロンドンの晩餐会にも出席していた。
アリー卿の治療の際にも登場。
戦績は次のとおり。
・ガレス卿に馬上槍試合で打ち負かされる(危険の城での馬上槍試合の際に)
・ライオンを殺してグィネヴィア王妃の命を救う。
・ダゴネット卿と馬上槍試合をして勝利する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・ブレオベリス・ド・ゲイネス卿と馬上槍試合をして敗北する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・パロミデス卿と馬上槍試合をして敗北する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・オーグラス城の二人の騎士と戦って勝利する(乙女マルディサントとの冒険の際に,内1名は城内へ逃亡しているところを追って殺害)
・オーグラス城の百人の騎士と戦い,一番立派な12人の騎士を殺して,無事に脱出する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・ペンドラゴン城の6人の騎士のうち1人と馬上槍試合をして勝利する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・ペンドラゴン城の6人の騎士のうち5人に襲われて捕虜となる(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・プレイン・ド・フォルス卿に馬上槍試合で勝利する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・プレイン・ド・アムール卿に馬上槍試合で勝利する(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・プレイン・ド・フォルス卿,プレイン・ド・アムール卿と2対1で徒歩戦で戦い,勝利して降伏させる(乙女マルディサントとの冒険の際に)
・プレノリアス卿に徒歩戦で敗北する(乙女マルディサントとの冒険の際に,但し前の戦いで重傷を負っていた,馬上槍試合では双方落馬で引き分け)
参考資料:「アーサー王物語Ⅰ~Ⅴ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)
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テーマ:データベース - ジャンル:小説・文学
- 2012/10/03(水) 20:22:44|
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