HodoThePumpkin

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キャクストン版第6巻第8章

タークィン卿は,ラーンスロット卿に,弟のカラドス卿をドロロウス塔(涙の塔)で殺されたことを恨み,ラーンスロット卿の代わりに100人の騎士を殺し,100人の騎士を不自由な身体にし,64人の騎士を囚人としていた。

タークィン卿とラーンスロット卿の壮絶な戦いは続いた。

*タークィン卿は,当初自分の相手が憎むべきラーンスロット卿とは知らず,休戦を申し入れるが,相手がラーンスロット卿だとわかり,戦いが続行されることとなる。
*ラーンスロット卿が,涙の塔でカラドス卿を殺したエピソードについては,現在のところ不明。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/03/01(月) 22:19:00|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第9章

激しい戦いの末,ついにラーンスロット卿はタークィン卿を討った。

ラーンスロット卿は,ガヘリス卿に対し,囚人たちを解放することと,ライオネル卿とエクター・ド・マリス卿には宮廷で待つよう言伝(ことづて)を頼み,自分は乙女と一緒に更なる冒険を求めて旅に出た。

ガヘリス卿は,囚人たちを全員解放し,ラーンスロット卿からの言伝を伝えたが,ライオネル卿とエクター・ド・マリス卿はそれに従わず,ラーンスロット卿を探す旅に出ることにした。

また,捕らえられていたケイ卿も,ラーンスロット卿を探して旅に出ることにした。

*タークィン卿に捕らえられていた騎士として名前が挙がっているのは,ケイ卿,ブランディリス卿,マーハウス卿,ガリハッド卿,ブライアン・ド・リスティノワーズ卿,アリデューク卿,エクター・ド・マリス卿,ライオネル卿。悪役のタークィン卿がいかに強かったのかが一目瞭然。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/03/02(火) 21:23:33|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第10章

ラーンスロット卿は,乙女に連れられて,女たちや貴婦人から強盗したり強姦までもする騎士(ペリス・ド・フォレ・ソヴァージュ)が出現する場所までやってきた。

ラーンスロット卿は,乙女をおとりにしてその騎士を誘き出し(おびきだし)て討った。

ラーンスロット卿は,乙女に対し,これからも自分に仕えてくれるよう頼んだが,断られた。

乙女の言によれば,ラーンスロット卿は,グィネヴィア王妃から,彼女以外の女性を愛さないようにする魔法をかけられているとのことだった。

ラーンスロット卿は,乙女を別れて,通せんぼする男(城の門衛頭)がいる橋に辿り着いた。

その男が襲いかかってきたので,ラーンスロット卿は彼の首をはねた。

ラーンスロット卿が橋の先の村につくと,村人から非難された。

ラーンスロット卿は無視して城(ティンタージェル城)に入っていった。

*ペリス・ド・フォレ・ソヴァージュは,タークィン卿の仲間らしい。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/03/03(水) 21:26:42|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第11章

ラーンスロット卿が城に入ってまもなく,頭部以外の全身を鎧で固めて棍棒を手にした巨人2人が現れたが,ラーンスロット卿は難なくその2人の巨人を討った。

城の広間には7年もの間閉じこめられていた60名ほどの貴婦人や乙女がいたので解放した。

ラーンスロット卿は,その後も旅を続け,ある日,老貴婦人の家に泊まることになった。

その夜,3人の騎士に追われて逃げている1人の騎士(ケイ卿)が,老貴婦人の家の扉を激しく叩いた。

ラーンスロット卿は,3人の騎士を追い払い,ケイ卿を助けた。

ラーンスロット卿は,ケイ卿が寝ている間に,ケイ卿の楯と鎧で武装し,ケイ卿の馬で旅に出た。

*ケイ卿とラーンスロット卿が,一つの寝台で一緒に寝たという記述がある………。深読みはしないで置こう。きっと狭くて寝台が1つしかなかったのだと思う。
*ケイ卿が何故追われているのか不明だが,ケイ卿がラーンスロット卿の楯や鎧で武装することによって,道中が非常に安全になった(ラーンスロット卿の強さは有名で誰も挑戦して来ないので)。
*ラーンスロット卿は,ケイ卿と間違えて自分に挑戦してくる騎士たちを倒そうという目論見があった(悪ふざけに近いと思うが………)

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/04(木) 21:28:45|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第12章

ラーンスロット卿(ケイ卿の武具や馬具で変装してる)は旅を続ける。

ゴーター卿,ギルメア卿,アーノルド卿の3人の騎士は,ケイ卿(に変装しているラーンスロット卿)を見つけて勝負を挑んだが,あっさりと打ち負かされた。

*ゴーター卿,ギルメア卿,アーノルド卿は,ケイ卿が自分ほどの騎士はいないと自惚れている傲慢さを挫くために,ケイ卿に勝負をしかけた。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/05(金) 21:31:31|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第13章

ラーンスロット卿(ケイ卿の武具や馬具で変装してる)は旅を続ける。

今度は,サグラモアー・ル・デジラス卿,エクター卿,ガーウェイン卿,ユーウェイン卿の4人の騎士が,ケイ卿(に変装しているラーンスロット卿)を見つけて勝負を挑んだが,あっさりと打ち負かされた。

*サグラモアー・ル・デジラス卿,エクター卿,ガーウェイン卿,ユーウェイン卿の4人の騎士がケイ卿に勝負を挑んだのは,ケイ卿の実力を試してやろうという魂胆からだった。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/06(土) 21:32:39|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第14章

ラーンスロット卿は旅を続ける。

ある日,ラーンスロット卿は深い森の中を進み,血痕をたどる黒い雌の猟犬の後を追って,とある古い屋敷へ着いた。

そこにはバスタード家のギルバート卿の死体があり,その傍らには夫の死を嘆く婦人がいた。

ラーンスロット卿が再び森の中を進むと,今度は一人の乙女(ログリスのメリオット卿の妹)に呼び止められた。

乙女の兄(ログリスのメリオット卿)は,バスタード家のギルバート卿と戦って彼を殺したが,兄もひどい怪我を負ったとのことだった。

乙女が言うには,城のそばにいる魔術の仕える婦人が,危難の礼拝堂には剣と傷を負った騎士を包んだ血まみれの布があり,その布の一片と剣がなければ兄の傷が治ることはないと言っているとのこと。

ラーンスロット卿は,円卓の騎士であるログリスのメリオット卿の為に,危難の礼拝堂へ向かうことにした。

*この章と次の章で何やら話がややこしくなるが(ギルバート卿の死体の在処について矛盾が出てくる),不思議な世界での出来事ということにしておこう。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/07(日) 21:41:42|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第15章

ラーンスロット卿が危難の礼拝堂に入ると,どんな男よりも1メートルほども大きく見える30人の黒の鎧に身を固めた騎士がラーンスロット卿を睨んでいた。

ラーンスロット卿は恐怖したが,ラーンスロット卿が通り抜けようとすると,騎士たちは道を空けたので,勇気が湧いてきた。

ラーンスロット卿が,礼拝堂にあった絹の布で覆われた死体から布を切り取ると,わずかに地面が揺れたので,彼は再び恐怖した。

ラーンスロット卿は,死体の傍らにあった美しい剣をつかみ,急いで礼拝堂から出た。

礼拝堂から出るとき,黒い鎧で身を固めた騎士たちから,剣を置いていかなければ命はないと不気味な声で言われたが,ラーンスロット卿は無視して礼拝堂の敷地内から出た。

礼拝堂から出たラーンスロット卿は,美しい乙女(女魔術師のヘラウェス)と出会った。

美しい乙女は剣を置いていくようラーンスロット卿に言うが,彼はそれに応じなかった。

美しい乙女は,剣を置いていかなければ自分と一度口づけするようラーンスロット卿に言うが,彼はそれにも応じなかった。

美しい乙女は,自分の陰謀をラーンスロット卿に白状した。

美しい乙女が言うには,ラーンスロット卿を殺して自分のものにする為に,この危難の礼拝堂を支配していたとのことだった。

また,美しい乙女は,礼拝堂にあった死体がギルバート卿であること,彼女が一度ガーウェイン卿を支配下に置いていたことがあり,彼がギルバート卿の左手を切り落としたことも告げた。

ラーンスロット卿は,ほどなくして乙女(ログリスのメリオット卿の妹)と会い,ギルバート卿の剣と彼の死体を包んでいた布で,メリオット卿の傷を治した。

*女魔術師のヘラウェスは,悲しみのあまりラーンスロット卿が去った後14日目の夜にならないうちに死んだとのこと。
*なんだかよく解らないエピソードだ。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/08(月) 21:58:18|
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キャクストン版第6巻第16章

ラーンスロット卿は旅を続ける。

ある日,ラーンスロット卿は,両足にヒモをつけられた鷹が飛んで行き,ヒモが木にからまって動けなくなったのを見た。

そこに一人の女性がやってきて,鷹を持って帰らないと主人に殺されると言って,ラーンスロット卿に鷹を捕まえてくれるよう頼んだ。

ラーンスロット卿は,女性の求めに応じ,鎧を脱いで木に登った。

そこに,北ウェールズ王に仕えているフェロット卿が,ラーンスロット卿を殺そうとやってきた。

女性は,フェロット卿の妻で,ラーンスロット卿を丸腰にする為に彼を騙したのだった。

しかし,ラーンスロット卿は,ラウンセパイクという葉のない太い枝でフェロット卿と戦い,彼を討った。

*なぜフェロット卿がラーンスロット卿を殺そうとしたのか不明。
*フェロット卿が,ローマ軍との戦いで活躍したフェロット卿と同一人物であるかは,現時点では不明。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/09(火) 21:00:56|
  2. 物語のあらすじ
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CGB_FF脳内会議(第1回)大雑把な妄想をする

なかなか作業が進まないが,現在制作中のゲームが少しずつ完成に近づき,次を具体的に考える余裕ができてきた。

というわけで,昔のゲームブックのテイストを再現できたらいいなという野望のもと,個人製作のオープンワールドRPG(的なもの)の企画を妄想中。

オープンワールドRPGの定義というか,どういうのが「オープンワールド」の冠をつけるのにふさわしいのかは,解釈が分かれると思う。

個人的には,
というイメージを持っているのだが,注意しなければならない点もあると思う。次のことも検討した。
というわけで(?),現時点では次のような結論を出した。

テーマ:ゲーム製作 関連 - ジャンル:ゲーム

  1. 2010/03/10(水) 00:00:07|
  2. Project:CGB_FF
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キャクストン版第6巻第17章

ラーンスロット卿は旅を続ける。

ある日,ラーンスロット卿は,婦人を殺そうと追いかけている騎士(ペディヴィア卿)を見つけたので,二人の間に入って仲裁しようとした。

婦人は騎士の妻で,その騎士は妻が不倫しているのを疑っていた。

騎士は,ラーンスロット卿の説得で,一度は妻を殺そうとするのを止めたに見えた。

しかし,騎士は,ラーンスロット卿に,武装した騎士が追ってくるから振り返ってみるように告げ,ラーンスロット卿が振り返った隙に,自分の妻の首を刎ねてしまった。

ラーンスロット卿は怒り,その騎士を殺そうとした。

騎士は,ラーンスロット卿の両足にすがって慈悲を願った。

ラーンスロット卿は,騎士に対し,命を助ける代わりに,妻の死体と首を背負ってグィネヴィア王妃のところへ行き,一部始終を報告することを条件に出す。

ペディヴィア卿は,その条件を呑み,グィネヴィア王妃とアーサー王に一部始終を話し,グィネヴィア王妃はローマ法王に罪の償いをしてもらうまで常に死体と一緒にいることを命じた。

ペディヴィア卿は,その後ローマに行き,法王からグィネヴィア王妃のもとへ帰るよう命ぜられ,妻は埋葬された。

*「ペ」ディヴィア卿は,「ベ」ディヴィア卿(物語の最期で重要な役割を演じる)とは別人と思われる。
*ペディヴィア卿は,ローマから帰ってきた後,良い行いをするようになり,聖者となって身を神に捧げたということである。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/11(木) 22:05:16|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第6巻第18章

ラーンスロット卿は,聖霊降臨祭の2日前に宮廷に帰還した。

ラーンスロット卿に助けられた騎士たちや,ラーンスロット卿に打ち負かされた騎士たちが,宮廷で全てを話し,彼を賞賛した。

ラーンスロット卿の名はこの世で最も優れた騎士の名とされた。

*ベルース卿も円卓の騎士となった。

参考資料:「アーサー王物語Ⅰ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/12(金) 22:08:42|
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CGB_FF脳内会議(第2回)どうやって作っていくべきか

個人製作のオープンワールドRPG(的なもの)の企画を妄想中。

前回はとりあえずぼんやりとした形で,オープンワールドRPGを作るとしたら,どういうことに注意しなければならないかを考えてみた。

市販のオープンワールドRPGでは,リアリティを追求する為に(?)かなり綿密で複雑なシステムが用意されているが,ゲームである以上当然制約があるし,個人製作では時間的にも労力的にも技術的にも多大な制約があることを受け入れて,「制約は多いが,この用意された舞台で自分なりに遊ぶのは楽しい」と思ってくれるようなものを作れれば良いんじゃないかなぁと思う。

今回は,それをどうやって作っていくかを検討してみた。
また,需要は無いだろうが,一応次のようなことも考えてみた。


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  1. 2010/03/13(土) 23:44:27|
  2. Project:CGB_FF
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CGB_FF脳内会議(第3回)主人公キャラクターを何名にするか

個人製作のオープンワールドRPG(的なもの)の企画を妄想中。

短いゲームを量産し,毎回新しいシステムを構築するのは良いが,根幹的なシステムは最初に固めておく必要がある。

まず最初に決めておかなければならないのは,主人公キャラ(プレイヤーが操作するキャラクター)を1名にするか複数名にするかであろう。

昔のゲームブックのテイストを再現することや,制作者側の管理のしやすさを考えれば,1名でほぼ決まりなのだが,物語のふくらみや戦略性を考えれば複数名にすることも捨てがたい。


その昔「覇邪の封印」というゲームがあった。

そのゲームでは,いわゆる主人公キャラ(プレイヤーが操作可能な戦闘に参加するキャラクター)の他に鍛治屋や魔法使い(回復役)を連れて歩けた。

これを応用すれば,主人公キャラを1名にしても,物語のふくらみや戦略性を兼ね備えることも可能かもしれない。

どういうキャラを連れて歩けるか,連れて歩くキャラの役割,連れて行ける人数,連れて歩くキャラは戦闘中に死亡したりするのか,連れて行くキャラに設定するパラメータ等々は詰めなければならないが,「主人公キャラ1名,しかし何名かキャラを連れて歩くことができる」というシステムにしておこうと思う。


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  1. 2010/03/14(日) 23:45:46|
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CGB_FF脳内会議(第4回)戦闘システムについて考える

個人製作のオープンワールドRPG(的なもの)の企画を妄想中。

その昔,「RPGツクールXP」のスクリプトをたくさん使って,システム的には完全にオリジナルなゲームを作っていたことがある。

探索部分やデータ表示場面は完成させることができたが,戦闘システムの部分で挫折した。

あまりにも無計画に作りすぎて,他のシステムとの統合性が上手くいかなくなったのだ。

その失敗を踏まえて,まずは最初に戦闘システムを決めてしまおうと思った。

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しかし,考えても考えても上手くいかない。

戦闘には色々なシチュエーションがあると思う。

1対1の緊張感みなぎる果たし合いの場合もあれば,複数の敵をバッタバッタと切り倒していく場合もあるだろうし,複数の敵に対して身を隠しながら1人1人個別に気付かれないように倒していって数を減らしていく場合もあるだろう。

これらを1つの戦闘システムで表現するとなると,非常に厳しい。アクションゲームなら比較的容易に表現できそうだが,テキスト主体のRPGでは不可能に近いように思われる。

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解決方法は思いつけば簡単だった。

いつの間にか1つのゲームにつき,戦闘に関するシステムは1つであるという固定観念が身に染みついてしまっていたようだ。

戦闘システムも他のシステムと同じく,ゲームを構成するシステムの1つでしかない(重要ではあるが)。

「戦闘」という広い概念で1つのシステムを作ろうとするから大変なのだから,「調剤システム」「鍛治システム」「クラスチェンジシステム」などと同レベルで,「1対1の戦闘」「1対複数の戦闘」「暗殺的な戦闘」「遠距離武器を使った戦闘」など,複数の戦闘システムを構築すれば良いのだと思う。

そうすれば,ひとまず「1対1の戦闘」のシステムだけで最初の短いゲームを作り,次に続くゲームで少しずつ別の戦闘システムを搭載していくということにすれば良く,制作側としても気が楽になりそうだ。


ということで,まずはスタンダードな「1対1の戦闘」システムを構築しようと思う。


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  1. 2010/03/15(月) 23:16:38|
  2. Project:CGB_FF
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キャクストン版第7巻第1章

ある年の聖霊降臨祭の時,キンクナドンと呼ばれる街の城で,アーサー王主催の大祝宴が行われた。

そこへ,背が高く大きな美しい手を持つ若者が,二人の男に支えられながらやってきた。

彼は,二人の男の肩に寄りかからなければ歩くことも立っていることもできない状態だった。

大きな美しい手を持つ若者は,アーサー王に3つの願いを聞いてくれるよう申し出た。

1つ目の願いは12ヶ月の間充分な食べ物と飲み物を与えて欲しいこと,残り2つは12ヶ月後に申し出るということだった。

アーサー王は,大きな美しい手を持つ若者が名誉ある家柄の出の者で,いずれは尊敬される人物になるだろうと思い,その願いを受け入れた。

しかし,大きな美しい手を持つ若者は,アーサー王が問うても,自分の名前は明かさなかった。

家令のケイ卿は,アーサー王から大きな美しい手を持つ若者に最上の食べ物と飲み物を与えるよう命じられたが,立派な家柄の者なら馬や鎧兜を欲するはずだと,大きな美しい手を持つ若者のことを卑しい生まれであると考え,「ボーメイン」というあだ名を付け,彼を料理場に置くことにした。

*ボーメインの正体はガレス卿(ガーウェイン卿四兄弟の末弟)である。
*「ボーメイン」は「美しい手」という意味。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/16(火) 22:45:22|
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キャクストン版第7巻第2章

ケイ卿は,ガーウェイン卿やラーンスロット卿が止めるのを無視して,ボーメインを嘲り続けた。

ボーメインが宮廷に来て12ヶ月が経った聖霊降臨祭の時,ある乙女(ライネット)が宮廷に来て,ある城の貴婦人が「赤い国の赤い騎士(アイアンサイド卿)」に包囲されているので助けて欲しいとアーサー王に求めた。

しかし,乙女が貴婦人の名前を明かさなかったので,アーサー王は助力を断った。

*「赤い国の赤い騎士」は7人分の力の持ち主。
*ガーウェイン卿は以前「赤い国の赤い騎士」と戦って,命からがら逃げのびた経験があるとのこと。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/17(水) 21:57:12|
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キャクストン版第7巻第3章

アーサー王は乙女(ライネット)の求めを断ったが,そこにボーメインがやってきて,残り2つの願いを聞き届けてくれるよう頼んできた。

ボーメインの残り2つの願いは,乙女(ライネット)が持ち込んだ冒険を自分にやらせてもらうことと,ラーンスロット卿に後から付いてきてもらって自分が望むときに騎士に任命して欲しいということだった。

アーサー王はボーメインの願いを許可したが,乙女(ライネット)は台所の下男に貴婦人(ライオネス婦人,ライネットの姉)を救う冒険をさせることに嫌悪感を露わにし,独りで出立してしまった。

ボーメインは,ラーンスロット卿に後から付いてきて欲しいと頼み,小人が持ってきた素晴らしい武具を身につけると,小人とともに乙女(ライネット)の後を追った。

*小人はボーメインがアーサー王の許に来るときに最初から付いてきていた。
*乙女(ライネット)の激しいツンデレ(最初はツンばかり)がはじまる。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/18(木) 22:11:54|
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キャクストン版第7巻第4章

ケイ卿は,ラーンスロット卿やガーウェイン卿が止めるのを無視して,ボーメインを追って勝負を挑んだ。

ボーメインは槍を持っていなかったので剣で戦ったが,あっさりケイ卿を倒し,ケイ卿の槍と楯を奪った。また,ケイ卿の馬を小人に使わせることにした。

ラーンスロット卿と乙女は,その一部始終を見ていた。

ラーンスロット卿は,ボーメインに馬上槍試合を申し込んだ。

ラーンスロット卿とボーメインは激しくぶつかり合い,二人とも落馬した。

二人はその後徒歩で激しく戦ったが,敗北の不安を感じたラーンスロット卿が休戦を申し入れ,ボーメインはそれを受け入れた。

*ボーメインは,ラーンスロット卿との休戦の際,自分は全力を出し切ったわけではないと不敵な発言をしている。
*強さのインフレは昔からなんだなぁとか思った。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/19(金) 22:22:40|
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キャクストン版第7巻第5章

ボーメインは,誰にも言わないという条件付でラーンスロット卿に自分の出自を告白し(本名をガレスといい,ガーウェイン卿の弟であること),騎士に叙してもらった。

それからボーメイン卿(ガレス卿)とラーンスロット卿は別れ,ラーンスロット卿は傷ついて倒れているケイ卿を運んでいった。

ボーメイン卿は乙女(ライネット)に追いついたが,乙女(ライネット)はボーメイン卿のことを「薄汚れた台所の下男」などと言って蔑むだけだった。

ボーメイン卿と乙女(ライネット)が森の中に馬を進めていくと,全速力で逃げてくる男と出会った。

その男が言うには,自分の主人である騎士が6人の盗賊に捕らえられ,殺されそうだとのことだった。

ボーメイン卿は,その男に捕らえられた騎士の所に案内してもらい,6人の盗賊を倒し,騎士を解放してやた。

乙女(ライネット)は,それでも「単なる不幸な偶然」とボーメイン卿を蔑むだけだった。

乙女(ライネット)とボーメイン卿は,助けてやった騎士の城で歓待されたが,夕食の席で,乙女(ライネット)は自分の席の前にボーメイン卿を座らせることを拒否した。

ボーメイン卿に助けてもらった騎士は,ボーメイン卿をサイドテーブルに座らせ,自分もその前の席について夕食をとった。

*乙女(ライネット)は,ボーメイン卿に助けてもらった騎士に対し,「台所の下男をわたくしの前に座らせるなんて,あなたも礼儀知らずですね」,「あの人には身分のある乙女と同席するより,豚でも刺し殺しているほうが似合うでしょう」等と言った。
*乙女(ライネット)は,まだ「ツン」モード。
*ボーメイン卿が,何故自分の出自を隠しているのかについては不明。
*自分の出自を隠して(又は自分を他人と偽って)冒険をすることは,ボーメイン卿(ガレス卿)だけではなく,ラーンスロット卿やトリストラム卿もやっているので,そういうことをするのが格好良いという理解不能な(少なくとも私には)習慣があったのかもしれない。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/20(土) 18:53:18|
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キャクストン版第7巻第6章

ボーメイン卿と乙女(ライネット)は城主に別れを告げて旅を続ける。

ボーメイン卿と乙女が馬を進めていくと,森の中に渡れる道が1つしかない川があった。

そして,その道には2人の騎士(ガラード・ル・ブルーズとアーノルド・ル・ブルーズ兄弟)が渡らせまいと待ちかまえていた。

ボーメイン卿は,その2人の騎士を打ち倒したが,乙女(ライネット)はボーメイン卿の強さを認めず,罵倒するだけだった。

*前の章で盗賊から助けた城主には名前がつけられて無いが,あっさり倒される2人の兄弟騎士には名前がつけられている。なんだかちょっとアンバランスで不思議な感じだ。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/21(日) 18:00:42|
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キャクストン版第7巻第7章

ボーメイン卿と乙女(ライネット)は旅を続ける。

ボーメイン卿と乙女(ライネット)は黒い平地にやって来た。

そこには「黒い国の騎士」(ペルカード卿)という騎士がいた。

乙女(ライネット)は,ボーメイン卿に逃げるよう勧めたが,ボーメイン卿は逃げなかった。

「黒い国の騎士」(ペルカード卿)が乙女(ライネット)に近づいてきて,ボーメイン卿を自分のために戦ってくれる騎士としてアーサー王の宮廷から連れて来たのかと訊ねた。

乙女(ライネット)は,ボーメイン卿はアーサー王の宮廷の台所の下男であり,自分から離れてくれなくて迷惑していると答えた。

「黒い国の騎士」(ペルカード卿)は,ボーメイン卿を倒して乙女(ライネット)の許を去るようにしてやると約束した。

ボーメイン卿は,「黒い国の騎士」(ペルカード卿)と戦い,絶命させた。

ボーメイン卿は,「黒い国の騎士」(ペルカード卿)の武具を身につけ,「黒い国の騎士」(ペルカード卿)の馬に乗りかえて乙女(ライネット)の後を追った。

乙女(ライネット)は,「黒い国の騎士」(ペルカード卿)を殺したボーメイン卿を責め,侮辱し,罵倒した。

*乙女(ライネット)としては,アーサー王の宮廷では助力を得られなかったので(ボーメイン卿はついてきたが),「黒い国の騎士」に助けて欲しいと思ったのかもしれない。
*「黒い国の騎士」(ペルカード卿)には,「緑の騎士」(パートレープ卿),「赤の騎士」(ペリーモンズ卿),「藍色の騎士」(パーサント卿)という兄弟がいる。
*乙女(ライネット)が倒して欲しいのは「赤い国の赤の騎士」(アイアンサイド卿)。
*「黒い国の騎士」「緑の騎士」「赤の騎士」「藍色の騎士」は,「赤い国の赤の騎士」の配下ではないが,アーサー王側にも属していない(むしろ敵対している)騎士たち。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/22(月) 20:01:51|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第7巻第8章

ボーメイン卿と乙女(ライネット)は旅を続ける。

ボーメイン卿は先ほど倒した「黒い国の騎士」(ペルカード卿)の武具を身につけていた。

そこへ「黒い国の騎士」(ペルカード卿)の弟である「緑の騎士」(パートレープ卿)が,乙女(ライネット)の近くに馬を走らせやって来て,同行しているのが自分の兄弟であるかどうかを訊ねた。

乙女(ライネット)は,台所の下男が,「緑の騎士」(パートレープ卿)の兄弟を殺したのだと回答した。

「緑の騎士」(パートレープ卿)は怒ってボーメイン卿に戦いを挑んだ。

乙女(ライネット)は,「緑の騎士」(パートレープ卿)を応援した。

ボーメイン卿と「緑の騎士」(パートレープ卿)は激しく戦ったが,とうとう「緑の騎士」(パートレープ卿)は降参した。

ボーメイン卿は,乙女(ライネット)が「緑の騎士」(パートレープ卿)の為に命乞いをしないかぎり殺すと脅した。

乙女(ライネット)は,ボーメイン卿に恩義を感じたくなかったので,一度は命乞いを断ったが,結局は「緑の騎士」(パートレープ卿)の為にボーメイン卿に命乞いをした。

ボーメイン卿は,乙女(ライネット)の命令に喜びを感じ,「緑の騎士」(パートレープ卿)を助けた。

その夜,ボーメイン卿と乙女(ライネット)は,「緑の騎士」(パートレープ卿)の館に泊まることにした。

*「ガーウェイン卿と緑の騎士」という有名なエピソードがあるが(キャクストン版には掲載されていない),そのエピソードの「緑の騎士」と,ここで登場する「緑の騎士」(パートレープ卿)は全くの別人。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/23(火) 20:12:56|
  2. 物語のあらすじ
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ガーウェイン卿と緑の騎士(1)

アーサー王のキャメロットの宮廷での新年の祝いの席に,全身緑の騎士が,緑の巨大な戦斧を携えてがやってきた(衣服,戦斧,髪,髭,馬だけでなく肌の色さえも明るい緑)。

緑の騎士は,アーサー王と円卓の騎士に,次のように挑戦してきた。円卓の騎士たちは怯んだ。

アーサー王は,自分がその冒険を行おうとしたが,ガーウェイン卿が代わりに買って出た。

ガーウェイン卿は戦斧で緑の騎士の首を刎ねた。

しかし,緑の騎士は死なず,自分で首を拾って,ガーウェイン卿に1年後に「緑の礼拝堂」に来るよう申し付け,緑の馬に乗って去っていった。

ガーウェイン卿は,その年の万霊節(11月1日)に緑の礼拝堂を探しに出発した。

*ガーウェイン卿の武装についても記述がある。
*ガーウェイン卿の楯は赤く,真ん中に黄金の五芒星がついており,楯の内側には聖母マリアの姿が描かれているもの。
*黄金の五芒星は,寛大・友情・純潔・礼節・情熱という騎士がそなえるべき5つの徳を表している。
*ガーウェイン卿の愛馬は「グリンゴレット」。

参考資料:「図説アーサー王物語」(アンドレア・ホプキンズ著,山本史郎訳,原書房)


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  1. 2010/03/24(水) 20:29:04|
  2. 物語のあらすじ
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ガーウェイン卿と緑の騎士(2)

緑の礼拝堂はなかなか見つからず冬になった。

ガーウェイン卿は,もう少しで凍死するところだったが,運良く城を発見し,そこの赤い髪と赤い髭の城主に歓迎された。

ガーウェイン卿はクリスマスのお祝いの間,そこに滞在した。

城主の妻は,グィネヴィア王妃よりも愛らしいと言って良いほど非常に美人で,ガーウェイン卿をいたく気に入ったようだった。

城主の妻には萎びた(しなびた)老婆が付き添っていた。

クリスマスのお祝いが終わった後,ガーウェイン卿は緑の礼拝堂を探す旅に出発しようとしたが,城主にもっと滞在するよう引き留められた。

城主によれば,緑の礼拝堂は城のすぐ近くだった。

ガーウェイン卿は,城主の求めに応じ,緑の騎士との約束の日までの間,その城に滞在することになった。

そうして,ガーウェイン卿と城主は,次のような約束をした。

*城主の妻に付きそう萎びた老婆の正体は,実は妖姫モルガン・ル・フェ。
*城主の名は「ベルティラック・ドゥ・オットデゼール」といい,実はこの城主こそが緑の騎士である。
*全てはモルガン・ル・フェが魔法を使って仕組んだことだった。

参考資料:「図説アーサー王物語」(アンドレア・ホプキンズ著,山本史郎訳,原書房)


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  1. 2010/03/25(木) 20:31:47|
  2. 物語のあらすじ
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ガーウェイン卿と緑の騎士(3)

1日目,城主が狩りに出かけている間,城主の奥方がガーウェイン卿を誘惑してきた。

しかし,ガーウェイン卿は我慢し,城主の奥方と1度キスをしただけだった。

夕方,城主が狩りの成果として鹿を持ってきたので,ガーウェイン卿は自分が手に入れたものとして城主に1度キスをして鹿と交換した。

2日目,城主が狩りに出かけている間,またもや城主の奥方がガーウェイン卿を誘惑してきたが,ガーウェイン卿は我慢して,城主の奥方と2度のキスをした。

夕方,城主が狩りの成果として猪を持ってきたので,ガーウェイン卿は自分が手に入れたものとして城主に2度キスをして猪と交換した。

3日目,城主が狩りに出かけている間,やはり城主の奥方がガーウェイン卿を誘惑してきたが,ガーウェイン卿は我慢して,城主の奥方と3度のキスをした。

城主の奥方は,ガーウェイン卿に,これを着けていれば決して死ぬことは無いという緑の絹の腰帯を与えたが,城主には黙っているよう約束させた。

夕方,城主が狩りの成果として狐を持ってきたので,ガーウェイン卿は自分が手に入れたものとして城主に3度キスをして狐と交換した。

ガーウェイン卿は,自分が手に入れた緑の腰帯については城主には話さず,交換しなかった。

翌日,ガーウェイン卿は緑の礼拝堂に向けて出発した。

*既にこの頃,ガーウェイン卿は女好きという評判がたっていたので,城主の奥方はガーウェイン卿が自分になびかないのを不思議に思っていた。
*ガーウェイン卿は城主への義理と,城主の奥方に恥をかかせてはいけないという気持ちの中で葛藤し続けていた。
*ガーウェイン卿が緑の腰帯を城主に渡さなかったのは,城主との約束を破ったことになる。
*城主の3日目の狩りは,狡猾な狐の為に手間取ったという記述がある。「狡猾な狐」とガーウェインの「裏切り」を結びつけるものなのかもしれない。

参考資料:「図説アーサー王物語」(アンドレア・ホプキンズ著,山本史郎訳,原書房)

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  1. 2010/03/26(金) 20:40:18|
  2. 物語のあらすじ
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ガーウェイン卿と緑の騎士(4)

ガーウェイン卿は緑の礼拝堂にやってきた。

ガーウェイン卿は,緑の騎士の前に立ち,頭を垂れた。

第一回目,緑の騎士は戦斧を振り下ろそうとしたが,ガーウェイン卿が怯んで少し動いたので,一撃を喰らわせることができなかった。

第二回目,緑の騎士は,戦斧がガーウェイン卿に触れる前に止めた。ガーウェイン卿に覚悟ができているかを試す為である。ガーウェイン卿は少しも動かなかった。

第三回目,とうとう緑の騎士は戦斧をガーウェイン卿に打ち下ろした。しかし,ガーウェイン卿の首はつながったままで,少し怪我をしただけだった。

ガーウェイン卿は,自分が生きていたことに喜び,約束の一撃はもう済んだのだから,これ以上やるのなら相手になるぞと言って剣を引き抜いた。

緑の騎士は,ガーウェイン卿に襲いかかっては来ず,自分がガーウェイン卿を歓待していた城主であることや,全ては妖姫モルガン・ル・フェの魔法で細工をしたものであること,自分の妻を使ってガーウェイン卿を誘惑させたこと,緑の腰帯は自分が妻に与えたものであることなど,この冒険の種明かしをしはじめた。

*緑の礼拝堂は,草が生い茂った洞穴のようなものだった。自然崇拝という点で,ケルト民族のドルイド僧のイメージがある。

参考資料:「図説アーサー王物語」(アンドレア・ホプキンズ著,山本史郎訳,原書房)

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  1. 2010/03/27(土) 20:48:56|
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ガーウェイン卿と緑の騎士(5)

緑の騎士が言うには,第1回目,第2回目の時にガーウェイン卿の首を刎ねなかったのは,1日目と2日目には,自分との約束を守って,ガーウェイン卿が手に入れたものを全て狩りの成果物と交換してくれたからであり,第3回目で少し怪我をさせたのは,3日目に約束を破って緑の腰帯を自分に渡さなかったからだとのことだった。

ガーウェイン卿は,自分が城主の約束を破ってしまったことを深く恥じ入り,緑の腰帯を緑の騎士に投げつけ,全てを告白した。

緑の騎士(ベルティラック・ドゥ・オットデゼール)は,ガーウェイン卿を赦し,「緑の礼拝堂の試練」の象徴として,緑の腰帯をガーウェイン卿に与えた。

ガーウェイン卿は,アーサー王の宮廷に帰還した後,自分の身に起こった冒険を全て話した。

ガーウェイン卿は,自分の臆病と不実の見せしめとして,緑の腰帯をサッシュ(片方の肩から他方の腰へと斜めにかける)のように常に掛けることにすると言った。

円卓の騎士たちは,ガーウェイン卿を慰める為に,みんなで緑のサッシュをすることにした。

そうして,以後,緑の徽章をつけることが名誉のしるしとなった。

*「ガーウェイン卿と緑の騎士」のエピソードはこれで終了。

参考資料:「図説アーサー王物語」(アンドレア・ホプキンズ著,山本史郎訳,原書房)


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  1. 2010/03/28(日) 20:57:11|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第7巻第9章

乙女(ライネット)は,緑の騎士(パートレープ卿)の館でも,ボーメイン卿を悪く言い,ボーメイン卿とは同じ食卓に座ろうとしなかった。

緑の騎士(パートレープ卿)は,ボーメイン卿と一緒にサイドテーブルに座った。

緑の騎士(パートレープ卿)は,部下共々ボーメイン卿に忠誠を誓った。

翌日,乙女(ライネット)とボーメイン卿は,緑の騎士(パートレープ卿)の館を出発し,「危険な道(パス・ペリラス)」と呼ばれる道を進んでいった。

乙女(ライネット)は,やはりボーメイン卿を罵り,ボーメイン卿はそれに耐えた。

*乙女(ライネット)は,ボーメイン卿がたとえウェード卿かラーンスロット卿かトリストラム卿,ラモラック卿のように強くても,「危険な道(パス・ペリラス)」を一歩も進めないでしょうねとボーメイン卿を侮辱している。
*ラーンスロット卿,トリストラム卿,ラモラック卿は有名だが,ウェード卿がどのような人物なのかは不明。

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)

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  1. 2010/03/29(月) 22:40:28|
  2. 物語のあらすじ
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キャクストン版第7巻第10章

乙女(ライネット)とボーメイン卿は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)の白塔の城までやってきた。

白塔の城では翌朝に大きな馬上槍試合が行われることになっていた。

城の窓から外を眺めていた城主の赤の騎士(ペリーモンズ卿)は,乙女(ライネット)とボーメイン卿の姿を見かけると,ボーメイン卿に馬上槍試合を申し込みに行った。

乙女(ライネット)は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)に,ボーメイン卿が赤の騎士(ペリーモンズ卿)の兄弟の黒の騎士(ペルカード卿)を殺害し,緑の騎士(パートレープ卿)をも打ち負かしたこと,ボーメイン卿が自分から離れないので困っていることを告げた。

ボーメイン卿は赤の騎士(ペリーモンズ卿)と戦い(馬上槍試合では引き分け),徒歩戦で2時間以上戦った。

乙女(ライネット)は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)を応援した。

ボーメイン卿は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)を打ち負かした。

赤の騎士(ペリーモンズ卿)が命乞いをしてきたので,ボーメイン卿は,緑の騎士(パートレープ卿)の時と同じく,乙女(ライネット)が助けるよう命令しなければ殺すと脅した。

乙女(ライネット)が命乞いをしたので,赤の騎士(ペリーモンズ卿)は助かった。

乙女(ライネット)とボーメイン卿は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)の城で一晩泊まって歓迎されたが,やはり乙女(ライネット)はボーメイン卿を口汚く罵っていた。

赤の騎士(ペリーモンズ卿)は,部下共々ボーメイン卿に忠誠を誓った。

翌日,乙女(ライネット)とボーメイン卿は,赤の騎士(ペリーモンズ卿)の城を出発した。

乙女(ライネット)は,やはりボーメイン卿を口汚く罵り続けた。

*次回,とうとう「ツンデレ」の「デレ」の部分が!

参考資料:「アーサー王物語Ⅱ」(トマス・マロリー著,井村君江訳,筑摩書房)


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  1. 2010/03/30(火) 22:40:41|
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